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ふぐの焼き方にこだわる |
参考までに、私ども和田珍味推奨の焼き方をご紹介します。 |
焼き方 |
一、網は直火の薄い物ではなく、二重構造の遠火のものが望ましいです。(セラミック加工だと遠赤外線が出てガスでも美味しく焼けます) 二、弱火でゆっくりと網全体を温めます。 強火は厳禁です。(手をかざしても4~5秒は我慢できるくらいの熱さまで) 三、味醂干を網に乗せます。(1分程反応がありませんが、決して火を強くせずお待ちください) 四、少しだけ味醂干が動いたら、裏返します。 五、また少し待ちます。再び味醂干が動き出したら少し方向を変えて、全体に熱をいきわたらせます。 六、動きが大きくなってきたら、もう一度裏返します。(この時、味醂干は半透明になりつつあるはずです) 七、動きが止まる前、まだ動いている最中に裏返します。 八、また少し待ちます。味醂干の透明感がなくなり、動きが止まります。 九、この止まったときが食べ時です。(これ以上は焼きすぎないように) 十、焼き上がったら手でちぎってお召し上がりください。(熱いですが、焼きたての美味しさは格別です) ※くれぐれも焼きすぎにご注意ください。 焦げ目がついたり、手で触ってベトベトするようなら焼きすぎです。 |
食し方 |
酒のお供にはもちろん、ご飯にもあいます。 網であぶってお召し上がり頂く他、酢の物や炒飯の具として贅沢に使うこともおすすめです。幸福の象徴とされる「ふく」に、神島の伝説も重なって、祝いごとの席にも喜ばれています。 |