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おみやげパーク【名古屋のお土産通信販売】名古屋を代表する老舗店が集
和田珍味本店のあゆみをご紹介いたします。お客様に喜んでいただきたい、それだけを追究した10年でした。
創業者から二代目へ受け継いだ意志
和田珍味の初代、和田一太朗は島根県の五十猛に生まれました。
腕のたつ漁師として知られ、妻コノは魚の目利きでした。夫婦は釣った魚の行商を始めました。それが和田珍味の創業となりました。
一太郎の後を継いだのは息子の和田正治でした。昭和30年代、五十猛の漁港にはふぐが毎日のように水揚げされていました。
二代目、正治はそのふぐを行商しながら「もっとおいしく食べてもらいたい」と考えました。そこで五十猛の海岸に魚を加工する工場を建て、来る日も来る日も試作を重ねて、ついに「ふぐの味醂干」を完成させました。「うまいもんを作らなければ飯が食えない。お客様にもうしわけない」。それが口癖だった正治にとって、いつしか店舗をもつことが夢でした。食べてくださるお客様と顔を見合わせながら、商品や風味について対話をしたかったからです。
それはまた、常日頃から「一人ひとりのお客様の顔を思い浮かべて仕事に取り組め」と諭していた初代、一太郎の夢でもありました。
若き日の和田正治(戦地より復員したころ)
若き日の和田正治
(戦地より復員したころ)
念願の土地を取得、そこから始まった試練
正治は夢を実現するために、懸命に働きました。苦労の末、ようやく大田市街に店舗を建てるための土地を取得できました。人通りの多い市街地という好立地。しかし、生まれ故郷の海から遠いことが心残りでした。
店舗設計に取りかかったとき、五十猛の地主さんから土地を手放したいという話が飛び込んできました。その土地は高台にあり、食品工場のすぐ近くです。なんといっても、一太郎と正治のふるさと。眼下に広がる青い海、沖合に浮かぶ神島、日本海の水平線までも臨むことのできる理想の土地でした。
現在赤丸が工場、白丸が和田珍味本店のある場所です。
五十猛の沖合に浮ぶ神島には、素戔鳴尊戔(スサノウノミコト)が初めて日本に渡ってきた地という伝説が残されています。「これは神島の神様から授かった良縁に違いない」と正治は意を決めて土地を購入しました。ところが、そこから長い試練の時期が始まったのでした。
>>素戔鳴尊戔(スサノウノミコト)伝説と、神島について
構想から10年、苦難をのりこえた日々
五十猛の土地は国道9号線沿いにあります。当時は自動車の通過点でしかなく、店舗経営はだれからも危ぶまれる立地でした。また、崖の上に位置し、店舗を建てるためには斜面の補強整備を必要としました。側面工事は周辺のみなさまのご迷惑にもなります。誠意を持って説明にあたり、どうにか住民の方々からの理解と承諾を得ることはできました。
しかし、土地の脇には山陰本線の線路が走っていたので、側面工事はJRなどの許可を待たなければなりませんでした。
地鎮祭の様子
地鎮祭の様子
そのうえ、店舗からの排水処理に万全を尽くすため線路の下に配水管を敷く大がかりな工事も必要でした。次々と生じる難題に立ち向かいながら解決し、土地の整備が完成したのは、10年近く経ってからのことでした。
設計に1年を費やしようやく本店オープン
昭和59年になると、正治の息子である和田信三がUターンし、仕事を手伝っていました。
三代目、信三は店舗設計に邁進しました。「お客様に楽しんでもらいたい。観光情報の発信地として地域に役立ちたい」。信三の使命感から、店舗の設計図は何度も描き直しました。
石見地方の特産品コーナーを設け、県内一を目指して地酒コーナーに十分なスペースを取り、自動車で来店されるお客様のために駐車場は広々と使い易く…。こうして店舗設計に丸々一年。ようやく着工。
平成11年、100坪を超える和田珍味本店がついにオープンしました。
新規開店当時の和田珍味本店
新規開店当時の和田珍味本店
いつしか全国で人気第一位「とるぱ」に

「とるぱ」人気NO1、本店から眺める日本海の夕日は絶景ですおかげさまで和田珍味本店は、開店より多くの方々にご利用いただいております。とくに、店舗から臨む五十猛の海の風景はすばらしいと人気です。
平成18年には国土交通省の「とるぱ」にも認定され、近年は「とるぱ人気ランキング」で全国第一位に輝いています。店内にも海を見渡せるレストルームがあり、ドライブのひと休みによくご活用いただいています。
平成19年、石見銀山が世界遺産になりました。和田珍味本店から石見銀山までは車で15分。途中で寄ってくださる観光客の方々も増えています。オープンまでは多くの苦難がありましたが、やはり神島の神様から授かった御加護の地にほかなりませんでした。
「とるぱ」人気NO.1、本店から眺める日本海の夕日は絶景です。 >>国土交通省「とるぱ」とは?

まだ、ほんの十歳、その先の夢に向かって

今春、和田珍味本店は開店10周年を迎えることができました。4月29日〜5月1日の3日間にわたって開催した「10周年感謝祭」は、ご家族連れなどで大変にぎわいました。
そして、これからも神様からのごほうびでしょうか。
平成21年、「ふぐの味醂干」が「おおだブランド」に認証されました。
これから和田珍味本店では、さまざまな取り組みを計画しています。試食コーナーの拡大、テイクアウトメニューのおいしさアップ、石見地方の知られざる歴史のほりおこし、世界遺産・石見銀山の情報発信、商品づくりにはさらにこだわり、技術改良を繰り返しながら、おいしい「ふぐ商品」を作り続けてまいります。

  満十歳。まだまだ子どもですが頑張ります。
どうぞこれからも末永く、お客様のお力添えをよろしくお願いいたします。
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(株)和田珍味 〒699-0035 島根県大田市五十猛町1559-3
TEL0854-87-0611/FAX0854-87-0844
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netto@wadachinmi.co.jp