「おひとり様 ふぐ寄せ鍋・鯛寄せ鍋」報道向け試食会開催

今回の記事

2022年10月27日に実施した報道関係者に向けた試食会の様子をこの記事では紹介していきます。近年の和田珍味の商品開発のコンセプト、時代の変化に合わせて進化していく姿勢もお伝えすることができればと思いますので、最後までご覧になってください。

和田珍味商品開発

近年の和田珍味では時流の中で「簡単調理・いつでも召し上がることができる手軽さ」をコンセプトに商品開発を行ってきました。2017年のレンジで3分「海鮮めし ふぐめし」をはじめ、2018年には「のどぐろの姿煮」、そして昨年2021年には「そのままレンジでふぐのから揚げ」をこのコンセプトの下で販売しております。

社長のこだわりは「簡単調理」「手軽さ」に「本物のおいしさ」を付加すること。水産加工メーカーとして贈って満足、もらって満足のいく商品を第一条件にしています。おいしさが伝わればリピートしてお買い求めしてくださる方も増え、今回の「おひとり様 ふぐ寄せ鍋・鯛寄せ鍋」は材料の仕入れからこだわって作っている一品です。

今回の「おひとり様 ふぐ寄せ鍋」の写真はこちら↓

おひとり様 ふぐ寄せ鍋・鯛寄せ鍋 のこだわり

試食会の主役、魚のこだわりはふぐ・鯛ともに国産の天然物を使用していること。ふぐは日本海側でとれる天然フグ、自社工場で丁寧にさばいています。鯛は春に長崎県とれた真鯛を使用。鯛らしさを出すために皮はあえて残しています。この皮目の魚のにおいが気になる方も多いと考え「鯛寄せ鍋」にはゆずの皮を少量使用し、臭みを消しつつさわやかな香りを加えて鍋の味の差別化をはかっています。

鍋の味の決め手となるスープにもこだわりが。それは使っている昆布だしにあります。使用している昆布は北海道産の昆布。自社工場で温度管理を徹底して出汁を取っているため、昆布からでる苦み、渋みなどの雑味が極めて少ないのが特徴。1度単位での温度管理で丁寧に出汁を取っているからこその本物のおいしさをスープから感じることができると思います。

最後に鍋に使用している具材の多さ。今回使用している具材は魚を含めて7種類、ほかの一人鍋と比べても非常にボリューム感のある具がたっぷりの鍋になっています。調理過程にもこだわりがあるため野菜の歯ごたえも新鮮な野菜のものと遜色ありません。

魚・具・スープすべてがセットされている簡単調理の鍋。本格的なおいしさをお家で味わってみませんか。

今回の「おひとり様 鯛寄せ鍋」の写真はこちら↓

報道向け試食会

今回はTSKさんいん中央テレビ様、山陰中央新報社様、島根日日新聞様に来ていただき、実際の商品の販売する形、7分間レンジで調理したものを実食していただきました。

その時の様子がこちら↓

報道関係者の皆様からも好評いただき、お肉主体の鍋との差別化であったり、何を売りにしているのかという質問もいただきました。

先の肉主体の鍋との差別化について、何を売りにしているのかに関しては魚主体にすることで、脂のうまみが少し肉主体の鍋と比べて弱いのではないかということを考えました。そのうまみ・味を補うためにお揚げを入れています。揚げから出る植物性の油、甘みが野菜の甘味と魚のうまみと合わさって味が足りない、弱いということを克服しています。

また報道関係者の方に発信していただきたい「和田珍味のこれからについて」。このことを社長から試食会の締めのあいさつとしてお伝えいただきました。あいさつの中で「和田珍味は来年100周年を迎えること。」「時代の中で簡単調理・時短調理のものが重宝されるようになってくる中で、和田珍味としてどのようにお客様のニーズを感じて商品を開発、提案をしていくことが重要か。」「日本一に輝いた景観を地元の方が誇らしく思えるように保全し、情報発信をして2024年に高速道路が開通した後に目的として和田珍味へ来ていただくことができるように何ができるか。」今後の和田珍味がどう進化していくのかという熱い思いを込めて皆様にお伝えしていました。

今後の商品開発

最後に今後の和田珍味の商品開発について、和田珍味では時流に合わせた簡単調理・手軽にいつでも召し上がることができるものを中心に開発を進めています。今後は和田珍味のふぐ・のどぐろというブランドを高めていくこと、さらに若い世代にも発信していくためにVIEW&CAFE Shinwaというカフェブランドの商品を開発、実演販売、商品化を通して和田珍味の水産加工メーカーとしての「おいしい」商品の発信を行っていきます。